2013/09/10

ファントムブラい

ニコンのかつてのフラッグシップ機、F4を手に入れました
バッテリーグリップMB-21が付いたF4S仕様

コイツを選んだのはとにかく使えるレンズの幅が広いためで、古いものはFマウント初期の非Aiレンズ(絞り込み測光にはなりますが)が可倒式Ai爪のため使え、AiおよびAi-Sレンズでもマルチパターン測光が使用可能、ボディ内モーターAF使用可能、そしてなんとレンズ内に超音波モーターを内蔵したAF-Sも使用可能、GタイプレンズもPモードおよびSモードで使用可能という汎用性の高さを誇ります

ファインダー倍率は0.75倍とちと心許ないものの視野率は100%!
フィルムカメラで100%視野率とかいらねえ!

今まで買ったフィルムカメラおよびレンズの中で一番高価なものでした

それでも1万2千円というあたりがこのカメラの不人気さを物語ってます
仮にもフラッグシップ機でありながら外装にエンジニアリングプラスチックを多用していてツルツルテッカテカになってしまうあたりがその理由とかなんとか

あとこの時期のニコンの悪癖で、人間工学をまるっぽ無視し各種ダイヤルのロックスイッチを配置しています
これも敬遠される理由の1つなのかなー…

それにしても…でかい…
バッテリーグリップが付いているとはいえ中級デジイチのD7000より二回りほど大きいです

重量もF4S仕様で本体のみでも1,280g
手持ちレンズで一番重いAF Nikkor 75-300mm F4.5-5.6を付けると軽く2kgを超えてきます
フィルム、電池を入れると2.5kgくらいにはなってしまうのかしら…

とにかくさすがバカでかいとしか言いようがないですが、まあ長いつきあいになれればいいなぁと思います

かわいいニコンがどんどん増えすぎたので、F4のほぼ下位互換なF90Xは売ってしまおうと思います
というのが前の記事で試写に行った理由…

[AA] Nikon 一眼レフカメラ F6

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