2012/09/27

FM10試写

FM10での試写が現像上がったのでぺたぺた

宇治川周りをぐるっと回って川縁をぱちぱち撮って済ますつもりが、一部路肩崩落のため通行止めで、被害の大きかった志津川界隈を回るルートを通らざるをえない事に…
こんな感じでまだまだ被害の跡が残ってます

1/2000まで使えるのでがんがん開放1.4で使っていけます
開放あんまり綺麗じゃないですが

とは言うものの結構絵画的で面白いボケ方したりもする

暗所でも安心

ラティチュードの広さに頼り切って後でデジタル補正するとおかしくなる例

上のコスモスは1.4、こっちは2.8


ISO100ということで超微粒子を期待したらSuperia X-TRA 400より粒子が目立つ感

Sigma 28-70mmではこんな感じ

こいつもPrakticaに引き続き実用に問題なさそうなので使っていこうと思います

そしてそうなるとNikkorレンズのラインナップ、およびデジタル本体の置き換えの検討が必要ですね

[AA] Nikon AI 50 F1.4 S

2012/09/26

Sigma ZOOM 28-70mm F2.8

みんなの憧れ!F2.8通しのズームレンズだよ!!
シグマだけどな!

Asphericalの表記がない旧型
ピントリングにフード取り付けアタッチメントを配し、ズーミングで前玉との距離が離れる事でテレ・ワイド両方に対応できるクレバー仕様
ただフォーカシングで前玉回転するのはすっげーいただけない

とは言うもののDタイプAi-sレンズ相当なのでデジタルとの親和性も良好

AFカップリングも搭載…ですがD5000にはボディ内モーターが無いのでAFは不動

FM10にも

D5000にも装着可能でAEも効くのでオールドレンズっぽくないですが

D5000 テレ側開放
ハイライト周囲のにじみが設計の古さを感じさせます
絞れば一気に改善するのも古くさげ

FM10 Fujifilm Fujicolor 100 ワイド側開放
周辺減光とか流れとかそこそこ出てます

FM10では明るい広角~標準、D5000では明るい標準~中望遠として使えてそこそこに便利そうです
非常に重いですが…

[AA] シグマ 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM  ニコン用

2012/09/21

ニコン現行型フルサイズ一眼レフ(語弊有り)

まあFXフォーマットのデジタルとかフィルムフラッグシップF6なんて買えるはずもなく
予定調和のFM10、それも中古です(Nikon Eシリーズの36-72mmレンズ付き)

しかもニコンの内製じゃなくてコシナ製
リコー・XR-8 Super、オリンパス・OM2000あたりとの兄弟機で、ベースはコシナ・CT1 Super
そしてコシナ・Bessaや同じくコシナ・Bessaflexなんかにも設計は受け継がれてる可能性があるとかないとか

ガワの安っぽさが非常に残念な感じですが、そこはコシナ製、内部フレームはアルミニウムダイカストでかっちりした作り、機械式ながらコパル製縦走りフォーカルプレーンシャッターは最速1/2000から、ストロボシンクロは1/125、バルブ、セルフタイマー搭載、開放測光対応と基本的なものは押さえてます

最初フィルム入れてじゃこじゃこやってたら上手く巻き上げられなかったのですが入れ方工夫したりなんだかんだやってるうちに上手く巻き上がるようになり一安心

レンズはNikkorの銘を冠さないクソレンズ廉価版のNikon Series E 36-72mm F3.5 (Ai-S相当)
AEもなんもないカメラだとズームによってF値変わるってのは煩雑以外の何者でもないので安物でもF値固定は魅力的

最短撮影距離1.2mはそれを補って余りあるくらいの欠点でもありますが


Aiレバー付いてる機種初めて
開放状態に対しての補正をかけるだけなのでレンズ装着以外に特に操作は必要なし

Ai Nikkor-S 50mm F1.4を装着してみたり

ファインダーは割と広くて明るい印象でしたが(というかプラクチカがむやみやたらと暗いしコンデンサレンズも効いてないし小さいし)
プラクチカの斜めスプリットプリズムでのピント合わせに慣れてると若干の違和感
こっちのが一般的なはずなんですが

ニコンらしい赤ラインは痛みかけ…
どうしようもなくなったら模型用塗料でリカバーですね…

現行かそうでないかというだけの話なら左の方が旧型ということになる
まあ実際にはFM10の方が古いんでしょうけど
90年代から販売してるとかなんとか

こんな骨董品みたいな機構のカメラ(失礼)を生産、販売し続けてくれるニコン&コシナに乾杯

最後に、フィルム一眼揃って記念撮影

[AA] Nikon 一眼レフカメラ FM10 ボディ

2012/09/17

Nikkor-S Auto 50mm F1.4 Ai改


FM10の中古品が手に入ることになったので、Nikkor-S Auto 50mm F1.4を非AiからAiタイプに置き換え

D5000ではAiだろうが非AiだろうがCPUレンズ以外の測光は対応してないのでどっちでもよかったんですが、今後上位のデジタル機を導入するにしろ、FM10で使うにしろ、本体Ai爪は大抵可倒式でないのでAi対応のものに入れ替えたかったのです

自分で改造してもいいんだけど傷物にはしたくなかった(分解清掃しておいて何を今更)

非Aiのやつは銘板のメーカー名が「Nippon Kogaku Japan」、Ai改は「Nikon」表記なのと、もちろんAi対応の絞りリングが大きな違い

銘板見るにAi改は後期の製品じゃないカナ

FX Gタイプのタムロン70-300mmと、DX Gタイプの18-55mmはFM10では使用できないので、あとはMicro-Nikkorと望遠ズーム(もちろんどっちもAi対応)あたりがあればニコンのデジ/フィルム共用システムとして一通りは成り立つ算段

もちろん全てm4/3用レンズとしても使用可能

M42の構築も進んでいるのでもうすぐで一段落ですね
それでもM42は増殖し続けるでしょうが…


[AA] Nikon 一眼レフカメラ FM10 Aiズームニッコール 35-70mm F3.5-4.8S標準レンズセット

2012/09/09

写ルンですレンズ

オリンパスからマイクロフォーサーズ用、15mmF8で3段階ゾーンフォーカスのレンズが出るかもとかいう情報を聞き

急いで

仕上げた

写ルンですレンズ付きボディキャップ
32mm F10 絞り固定 フォーカス調整機構無しパンフォーカス

簡単に作る流れを書いておくと

写ルンですを分解し…(※感電の危険性があります)

レンズユニットを取り出します

ボディキャップに穴を開け、プラ板等でフォーカス位置を調整し…

接着

そして反射防止のために必要な部分につや消し黒を塗る
以上

パンフォーカスとは言うものの今回は少し遠景寄りにフォーカスを調整しました

近景では細部がかなり甘くなります

細かいところがさすがに甘いですが(小絞りボケの影響もあり?)
まあそれなりに見られる画ははき出します

日中の散歩のお供なんかにはとにかく軽くていいですね

写ルンです分解時に取り出したフィルムはプラクチカの巻き上げ練習へと供されました

写ルンですレンズはまだあと2枚あるので明るくしてフォーカス調整機構を付けてみたりもしたいですね

[AA] FUJIFILM 写ルンです シンプルエース27枚

2012/09/07

スキャナ買い換えたり 試しスキャンしたり

自室にLBP3000、居間にPIXUS MP640が来て以降、部屋に置いてあるPX-A620は完全にスキャナとしてしか使わない状態になっていました
というわけで


フィルムカメラも始めたことだしフィルムスキャン対応のフラットベッドスキャナに置き換えt…で け え !
フィルムスキャンユニットがかさばるのでかなりの大きさです
奥行き、幅はPX-A620以上…!

その代わり、35mmは6コマ×4列の24コマスキャン、ブローニー(6×12まで)4コマ、果ては4×5in2コマまで取り込めるアダプタが付いてるので行き着くところまで行き着いちゃってもダイジョーブ!


早速スキャンしてみましたがさすがに階調と精細さはスゴイ…全然違う…
ただしゴミ取りはめどい

現像に同時プリントを付けると500円ほどプラスされるので、
5000円ちょいで入手したコイツなら10何本かくらい現像すれば元がとれる計算
これでしばらくは安心ですね

[AA] EPSON フラットベッドスキャナー GT-X820 6400dpi

2012/09/04

謎のレンズ、Pentor


Carl Zeiss Jena P 29mm F2.8 MCと同日に届いていたPentor Auto 28mm F2.8
正直な話、どういう出自のレンズなのかさっぱりです

PentorというとPentaconのブランドの1つとして知られていますが(Pentor Super TL等のカメラに使用)

このレンズ、まずそのPentorロゴがなんかドイツっぽくない…というかなんか字体の雰囲気が当時のタムロンによく似てる気がする…

そして当時のPentaconのM42マウント広角レンズといえばMeyerのOrestegon 29mm F2.8や、Carl Zeiss JenaのFlektogon 25mm F4、20mm F2.8あたりが主力ですが、どれとも被りません

プラクチカバヨネットマウントに28mmF2.8がありますが、最短撮影距離が違うので恐らくは別のレンズでしょう

と、いうわけで
出自がよくわかりません

鏡筒の作りも割と雑な感があり、ゴム巻きローレットはエッジがダルダルで高級感全くなし
しかも一部がぶかぶかに浮いてます
おまけに絞りにたっぷり粘度の高いグリスが乗っており絞りがかなりの不調…
これを修理しないと使用できないくらいです

焦点距離 28mm
絞り F2.8-22 1段ごと
最短撮影距離 45cm
レンズ構成 反射光を見る限り6群か7群 広角レンズなのでおそらくはレトロフォーカスタイプ

何者でしょうね、これ…
私、気になります!!

ちなみにこのレンズ、ドイツからやってきたのですが、梱包の隅っこにHARIBOのグミの小袋が入っておりました
多謝

[AA] ハリボー シュネッケン 100g