2012/12/06

色々とアレなアレ

かつてダイエーで売られていたという、超低価格一眼レフカメラ、MEPRO ZENIT-PROです
中身はZENIT-Bと同一という話
この機種は露出計なし
露出計付きのMEPRO ZENIT-Eが10000円ほどだったという未確認情報を手に入れたのですが
それが本当ならこのMEPRO ZENIT-PROは一体いくらだったんでしょうか
PROと名は付いてますが機能的には露出計が無い分MEPRO ZENIT-Eより下です

マウント:M42スクリュー(プリセット絞り)
シャッター速度500/250/125/60/30(X)/B
クイックリターンミラー(あえて書かないと不安になるのがなんとも)、セルフタイマー、フラッシュ接点(X/M切替)搭載
1972年製?

とりあえず一通りの機能は生きてる上にそれなりに美品の様子

レンズはまた別の記事で触れます

東側の親戚カメラ、プラクチカMTL5Bと一緒に
10年ほどZENITの方が古いんですがそれにしてもダサいし性能が悪い…
70年代初頭というと同じM42マウントを使っていた旭光学(現Pentax)は解放測光絞り優先AE、電子式無段階シャッターのAsahi Pentax ESを世に送り出していた頃だそうです
同じKMZのZorki4と
なーんか色々と同じ臭いがするカメラです
巻き戻しボタンに巻き戻しハンドルとか、巻き上げるとシャッタースピードダイヤルが回転する事とか
X接点とセルフタイマーの位置も大体一緒、というかセルフタイマーの謎の挙動が大体一緒
背の高さも大体一緒、その他配置もかなり似通ってるので、Zorkiをベースに作られたなんて話もまあそういうこともあるかしらんといった感じ
他社でもレンジファインダーぶった切って一眼レフに仕立てた話は聞きますしねー 一方ライツはビゾフレックスを使った

本来こうだったかもしれない組み合わせ
手動絞り同士でしっくりくるかと思いきや絞りにクリック感無いのでどうにも使いにくい感
特に絞り値が全然わからんHelios44

ミラー
なんだこの変な形

プラクチカはこう

ファインダー像は意外と明るいのですが、接眼レンズの性能がひどいのかかなりの樽型像、ピント合わせはちょいと辛そう

フィルム装填が大変(フィルム先端の固定が難しい)、巻き戻しが大変(巻き戻しボタンを押し続けないと巻き戻せない)、重い(重い)、シャッター音がでかい(うるさいと言われるプラクチカMTL5Bを上回る)、各部操作がごりごりする(精度が悪い上油ぎれ)などとまあ不満点上げだしたらキリがないようなカメラですがさてどうするか

なーんか憎めないんだよなぁ…

[AA] Nikon 一眼レフカメラ FM10 ボディ

0 件のコメント:

コメントを投稿