2012/11/09

はじめてのまくろれんず ニコン的にはまいくろれんず


例のごとくオクで半分ジャンクに近いような状態のブツを手に入れました
Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5

このタイプの発売は1977年ですが光学設計は1961年発売の初代マイクロニッコールと同一
東京大学・小穴純教授肝煎りのビオメター/クセノタータイプ 4群5枚

最短撮影距離:0.241m 最大撮影倍率:0.5倍
PK-3もしくはPK-13接写リングと併用で等倍撮影が可能

なんで後継の55mm F2.8を選ばなかったのかというとガウス型レンズ増えすぎなためとこのレンズ形式触ってみたかったためと
マクロメインで使うならどうせ開放では使いませんしね

マーとにかく初めてのマクロレンズです
今まで準マクロ的に使ってたのがAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの最短0.28m・倍率0.31倍かMeyer Oreston 50mm F1.8の最短0.33m倍率不明なのでそれらより更に寄れてやっぱりマクロレンズはスゲーや(でも等倍じゃない)

最短撮影距離での試写
APS-C機なので0.75倍相当 F8

多分F5.6くらい
繊細かつ柔らかく写ってます

 



シャドウがすとーんと落ちます
M42 MOUNT SPIRAL様の当該記事で指摘されている特徴
シングルコートタイプが欲しかったけどそれプラスAi改造品となると数が無いしなー


さあさっさと貢ぐんだなも

あんまり美味そうには写らなかった
それはそれとしてシャープネスはいい感じ

屋外に居る限りはNikkor-S Auto 50mm F1.4よりマルチに対応できるレンズなので気軽に持ち出したいっちゃ持ち出したいのですが
デジタルボディがAi非対応・レンズ情報入力非対応なのが悔やまれる…
さっさとD7000にしよう…

追記:AF-S DX Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G VRと55mm、絞り開放の描写比較をしてみました

18-55は四隅で解像度の低下、光量の低下を起こしているのに対してMicro-Nikkorはそれほど落ち込まず
フルサイズ対応レンズだということを考えても大した物です

[AA] Nikon AF-S  Micro 60mm F2.8G ED

2 件のコメント:

  1. マクロレンズこそ開放で撮影するモンじゃないの!?とか思ったり
    マクロは開放撮影を見越して(ピント面を稼ぐ的意味で)暗めの、あんまり無理の無い設計になっているものが多いので、開放の描写を見てみたいところ

    そしてマクロレンズの良さにハマったところで、べろーずふぁくたーとか勘定しないといけない新たな沼へ…

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  2. 近接で想定してる主用途は隅々までピントが合った記録的写真(模型なんかの)なので、開放での使用は考慮外ですねー
    開放でテスト撮影もして、充分な解像度あるのも確認してはいるんですが、微妙にピント合わせづらいのも相まって使うかと言われたらどうかしら…遠景で使うかしら…というところ

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