Rollei-Werke Franke und Heidecke GmbH(ローライ・ヴェルケ フランケ・ウント・ハイデッケ ゲーエムベーハー)は、二眼レフカメラの元祖かつ最初から完成されたものを送り出したメーカーとして知られています
Gakkenflexで二眼レフの面白さを知った私は、ついついうっかりとこのメーカーの廉価版二眼レフ、ローライコードに手を出してしまいました
それも、何故かウクライナから発送…
オートマット(フィルム巻き上げの平易化機構)タイプで、カール・ツァイスのテッサーやプラナー、ビオメター、はたまたシュナイダー・クロイツナッハのクセノター等を搭載したローライフレックスに対し、
ローライコードはカール・ツァイスのトリオターやシュナイダー・クロイツナッハのクセナーを搭載したセミオートマットタイプ
廉価版だから不人気かと思いきや、
操作系が左右に分かれ、ともすれば煩雑になりやすいローライフレックスに対し、巻き上げとピント調節が右手側に集中し操作がしやすいローライコードは軽さもあって割と人気とか
レンズもテッサータイプのクセナーに驚異の3枚玉・トリオターと決して悪くはなく、シャッターユニットも当時の高級タイプ、デッケル社のコンパーラピッド(最速1/500)搭載、作りも手は抜いていません
テイクレンズ下左右に配されたシンクロ接点とレリーズターミナルが特徴の3型です
調べていただいたところでは3型タイプ2、最後期の製品のよう
3型はクセナーとトリオターが混在
トリオター付きの方が面白そうだと思ったのですが、たまたまクセナー付きが安く、またトリオター付きがびっくりするほど高いのしかないのでこうなりました 75mm F3.5
ビューレンズはHeidosmat 75mm F3.2
テイクレンズより若干明るい程度です
ファインダーは思ったより暗い…
というかGakkenflexがその値段に対してびっくりするほど明るいんですよ
ピントルーペ
ファインダー全域を見渡すのは少し辛いかも
スポーツファインダー
多分使う機会は訪れない
最短撮影距離は2と2/3フィート(約81cm)
ASA100(ISO100)基準の露出早見表というあたりが時代を感じます
ローライコード3タイプ2の生産時期は1952~53年 60年前の製品です 我が家でぶっちぎりの最古参
底面
フィルム室のオープンはこうやって少し回転させ…
レバーを起こし
く ぱ ぁ
現在主流の135サイズ(幅35mm)フィルムではなく、120サイズ(幅61.5mm)の中判フィルムを使い
6cm×6cmのサイズで撮影します
縦横1:1は初めてなので構図に少し苦労しそうな予感
レンズキャップが付属していなかったのですがこれも135フィルムのケースの蓋がぴったりだと教えてもらい試したらぴったりでやだ…かっこいい…
最後に最新型のGakkenflexと一緒にパチリ
こうやって本格的な二眼レフを触ってみて思ったのが、Gakkenflexが思った以上にしっかり二眼レフしていたということ
学研の本気の教材は恐ろしい…
さて今から初めてのフィルム装填!うまくいけばいいけれど…
[AA] Rolleiflex MiniDigi AF5.0
[AA] ローライフレックス2.8FX
[AA] 120フィルム Rollei Night bird
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