2012/10/11

Carl Zeiss Jena P 29mm F2.8 試写

しばらくFM10とかGakkenflexにかまけていたのでやっていなかったCarl Zeiss Jena P 29mm F2.8の色んなテスツ
以下カメラは全てE-PL1s

以前も触れたようにPentacon Auto 29mm F2.8の銘板替え、そして中身はMeyerのOrestegonと思われるレンズです

このレンズの特徴(特に開放での)は一つ目がハイライト周りのフレア
強いハイライト部があると一気にその周囲の描写が甘くなります

そしてもう1つがこの特徴的なボケ方
なめらかとは縁遠い、まるで点光源ボケの集合のようなボケ方です

これは開放で顕著ですが…

ある程度絞っても出てきます
これを吉と取るか凶と取るかは使い手次第

この2つの特徴から、「クソ玉」「使える玉」と評価が真っ二つに分かれてるみたいですね

逆光
手持ちの中では数少ないマルチコートレンズで、逆光もそこそこ耐えてくれます



開放(F2.8)、F4、F5.6

色の表現についてはなかなかどうして、いい仕事してます

花とフェンスの質感とか

色んな赤もしっかりと

ドイツレンズらしくこってりと色が乗ってくれます


開放での描写はかなり好き嫌いの分かれるものになるので、開放から積極的に使えるレンズではないですね
絞って使うのが吉
オールドレンズ(それも明るさを欲張ったもの)にはよくある傾向

また今度はPrakticaに付けて周辺部の画質なんかもテストしておきたいところ

[AA] Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

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