予定調和のFM10、それも中古です(Nikon Eシリーズの36-72mmレンズ付き)
しかもニコンの内製じゃなくてコシナ製
リコー・XR-8 Super、オリンパス・OM2000あたりとの兄弟機で、ベースはコシナ・CT1 Super
そしてコシナ・Bessaや同じくコシナ・Bessaflexなんかにも設計は受け継がれてる可能性があるとかないとか
ガワの安っぽさが非常に残念な感じですが、そこはコシナ製、内部フレームはアルミニウムダイカストでかっちりした作り、機械式ながらコパル製縦走りフォーカルプレーンシャッターは最速1/2000から、ストロボシンクロは1/125、バルブ、セルフタイマー搭載、開放測光対応と基本的なものは押さえてます
最初フィルム入れてじゃこじゃこやってたら上手く巻き上げられなかったのですが入れ方工夫したりなんだかんだやってるうちに上手く巻き上がるようになり一安心
レンズはNikkorの銘を冠さない
AEもなんもないカメラだとズームによってF値変わるってのは煩雑以外の何者でもないので安物でもF値固定は魅力的
最短撮影距離1.2mはそれを補って余りあるくらいの欠点でもありますが
Aiレバー付いてる機種初めて
開放状態に対しての補正をかけるだけなのでレンズ装着以外に特に操作は必要なし
Ai Nikkor-S 50mm F1.4を装着してみたり
ファインダーは割と広くて明るい印象でしたが(というかプラクチカがむやみやたらと暗いしコンデンサレンズも効いてないし小さいし)
プラクチカの斜めスプリットプリズムでのピント合わせに慣れてると若干の違和感
こっちのが一般的なはずなんですが
ニコンらしい赤ラインは痛みかけ…
どうしようもなくなったら模型用塗料でリカバーですね…
現行かそうでないかというだけの話なら左の方が旧型ということになる
まあ実際にはFM10の方が古いんでしょうけど
90年代から販売してるとかなんとか
こんな骨董品みたいな機構のカメラ(失礼)を生産、販売し続けてくれるニコン&コシナに乾杯
最後に、フィルム一眼揃って記念撮影
[AA] Nikon 一眼レフカメラ FM10 ボディ
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