2012/08/05

TessarのようなものとBiotarのようなもの

ウクライナはキエフから、レンズが2本届きました

Industar50-2 3.5/50 および Helios44-2 2/58です
2本合わせて送料込み5000円ちょいというんで割とお手頃価格。外見の状態はキズも少なく非常によろしいです


ロシアンレンズはCarl Zeissやその他ドイツ製レンズのコピーや模倣品が多いようですがこいつらもその例に漏れず
Industar50-2はTessarのコピー品。とにかくコストを安くする事に主眼を置いたようなパンケーキレンズで、聞いた話では製造コストは最終的に10ドル切ったとかなんとか


本家?のCarl Zeiss Jena DDR Tessarと並べてパチリ
ちっさ!Industarちっさ!

手に乗せてみるとこんな感じ
Tessar型3群4枚のシンプルなレンズと、F3.5と抑えめの明るさ、最短65cmと寄れないのが相まってかなりコンパクト

そしてHeliosも並べて… あれ、事前の印象より小さいな…
こいつはZeissのBiotarのコピーだそうです

しかしこのHelios、1つ問題があって…

絞り指標が16で絞り開放…

開放側に指標を回すと今度は絞っちゃう!

なんぞこれ!

まあプリセット絞りかつ前玉側から覗き込まないと絞り指標見えないという驚異の人間工学を無視した仕様によりあんまり支障無いんですが!

プラクチカにセットしてみると、フランジ部に埋め込まれた黒いプラスチック部品のお陰でかなり締まった格好良さになります
このための飾りか!(←多分開放測光電極のあるMTL3との共通化のためです)

Heliosも装着してみる
これもこれでなかなか
しかし2つともマウント部細いですなー
2つとも本来はZenit向けだそうですがそういうカメラだったんでしょうか

Penにも付けてみる
小さいレンズなので可愛いかと思いきや各指標数字の密度やキリル文字の圧迫感で割とゴツい印象に

Heliosも
フランジの金属地部分がチラっと見えてこれはこれでいいですなー


撮影はまた今度
電池が切れかかってたので充電しないとー

というかIndustar、キリル文字版と英字版があるんですがキリル文字版はフィルター径が33mmてそんなのどこで手に入れるんだよ!

[AA] Judas Priest - Screaming for Vengeance Special 30th Anniversary E

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