計測値はカウント毎分なんですがなんやらかんやらであんまり信頼できる値ではないようなので参考までに
まずは比較計測用の酸化トリウムを含まないレンズから
以下、すべてレンズ後玉側からの計測値です
TAMRON AF70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro 1:2 A17NII | 2CPM |
Nikkor-S Auto 50mm F/1.4 | 1CPM |
Meyer-Optik Oreston 50mm F/1.8 | 3CPM |
続いてアトムレンズ疑いのあるタクマーたち
Asahi-Opt.Co. Super-Takumar 55mm F/1.8 (No.1138303) | 4CPM |
Asahi-Opt.Co. Super-Takumar 55mm F/1.8 (No.2278361) | 121CPM |
Asahi-Opt.Co. Super-Takumar 55mm F/1.8 (No.3190127) | 112CPM |
Asahi-Opt.Co. Super-Takumar 55mm F/1.8 (No.3339551) | 139CPM |
Asahi-Opt.Co. Super-Takumar 55mm F/1.8 (No.4037844) | 122CPM |
Asahi-Opt.Co. Super-Multi-Coated-Takumar 55mm F/1.8 | 135CPM |
Asahi-Opt.Co. SMC Takumar 55mm F/1.8 | 151CPM |
Asahi-Opt.Co. Super-Takumar 50mm F/1.4 | 174CPM |
No.1138303のSuper-TakumarはおそらくAuto-Takumarの影響を大きく残した前期型で(鏡筒の造りがこいつだけかなり違ってる)
これ見る限りでは後期型からSMCタクマーの時代にかけてアトムレンズが採用されているのではないかと
更にSuper-Takumar 50mmF1.4を使っていくつか実験をば
まずはレンズ前玉側から測ってみると18CPM
鏡筒やら非アトムレンズで減衰するんでしょうか かなり低い値です
続いては後ろ玉側、5cmほど離した場合の値は30CPM
放射線線量は距離の逆二乗則が成立するので少し離れていれば全く問題ないレベルです(とはいうもののこれだけ線源たるレンズの数が多ければその分増えますが)
続いて同じく5cm離れた場所ですがポリエチレン/ポリプロピレン製のタッパーの中に入れたレンズをその外から計測した場合、24CPMとなりました
プラスチックでの遮蔽はそれほど効果はないようです
アルミホイルか何か持って行って金属による遮蔽の実験もできればよかったのですがすっかり忘れてました
残念
今回は「アトムレンズか否か」だけ調べたかったのであんまり突っ込んだ実験はしてませんが(測定誤差を減らすことも考えてない)せっかくの島津製作所製測定装置だったのでもうちょっといろいろ調べられたかもしれませんね
まあヤフオクで安ければ1000円くらいで落札できちゃうものなので
この程度でも小中学校あたりで放射線を勉強する時の教材にはなるかもしれません(現在の学習指導要領では中学3年生にて放射線の利用について学ぶことになってる)
今回は「アトムレンズか否か」だけ調べたかったのであんまり突っ込んだ実験はしてませんが(測定誤差を減らすことも考えてない)せっかくの島津製作所製測定装置だったのでもうちょっといろいろ調べられたかもしれませんね
まあヤフオクで安ければ1000円くらいで落札できちゃうものなので
この程度でも小中学校あたりで放射線を勉強する時の教材にはなるかもしれません(現在の学習指導要領では中学3年生にて放射線の利用について学ぶことになってる)
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